
アメリカのDAYTONA International Speedwayで開催されるAHRMAクラシックレースと、日本のLegend of classicに出場するために製作させていただいたMotoGuzzi V7 sportです。AHRMAのレギュレーションに合わせるために、排気量は750ccのまま、株式会社 大村製作所さんのご協力の元、軽量&ハイコンプピストンを製作し、メガサイクルカムやキャリロコンロッド、オリジナルのバルブスプリングやチタンリテーナを組み合わせてチューニング。モトラボロ神宮司さんにご協力いただき、クランクバランスも取っています。フライホイールはアルミの軽量タイプを採用、フレームは各部補強を施し、足回りのセットアップも含めてデイトナのバンクを全開で走れるように対策。外装はアルミインナータンクにV7の純正タンクから型取りしたFRPタンクカバーを装着し、シートカウルは46worksオリジナルを取り付けています。カウルはアグスタタイプを加工して使用。ディスクローターがフローティングでなくソリッドなのも、AHRMAのレギュレーションにより規定されているからです。完成してオーナーさんによるシェイクダウン、そしてLegend of classicレースにも参戦しいよいよDAYTONA参戦、と思いきや、AHRMAのレースがDAYTONAで開催されなくなってしまったのです。アメリカでの参戦はとりあえず無くなってしまいましたが、その後も日本のクラシックレースで活躍。現在はオーナーが代わり、継続してレース参戦中です。
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